
Kuusamo, Finland | Snellman Sotheby’s International Realty
現代のラグジュアリーライフにおいて「ウェルネスの追求」は欠かせない要素となっています。昨今注目される邸宅には、自宅でウェルネスを実現するための機能が数多く取り入れられています。プライベートサウナやプランジプール、専用のヨガスタジオやプライベートサロンまで、そのかたちは多様です。
特にサウナは、世界的に劇的なブームを迎えています。大西洋の両岸でコミュニティサウナが次々と誕生しているほか、個人邸宅向けのオーダーも急増しています。ラグジュアリーホテルのスパで体験する「特別な贅沢」だったサウナは、今や自宅で日常的に取り入れられるようになってきました。「北欧では生活に欠かせない日常習慣として受け入れられてきたサウナ体験が最近では個人宅でも積極的に取り入れられるようになっています」と、ラグジュアリーサウナブランド Out of the Valleyの創設者ルパート・マッケルヴィー氏は語ります。

Kuusamo, Finland | Snellman Sotheby’s International Realty
フィンランド文化においてサウナは欠かせない存在であり、国連教育科学文化機関(UNESCO)の「無形文化遺産」にも登録されています。フィンランド北部のルカトゥントゥリにある印象的なモダン邸宅には、2つのサウナが備わっています。ひとつは円形のスパスタイルで、テラコッタタイルのプールや暖炉付きのリラクゼーションエリアに隣接。もうひとつは屋外にあり、床から天井までの大きな窓から広がる絶景を楽しめる伝統的な薪焚きサウナで、まさに本場の北欧体験を堪能できます。雪をかぶった松林を背景に、テラスには薪焚きのホットタブも備えられています。
自然とのつながりはウェルネス効果を一層高めると、マッケルヴィー氏は語ります。彼は「屋外で自然に浸りながら体験できることこそ、ウェルネス機能を最も豊かにしてくれる」と考えており、多くのデザイナー同様、自然素材を用い、大きな窓を取り入れて周囲の景観を招き入れ「室内と屋外の境界を曖昧にする」設計を実践しているといいます。
都会に住んでいても、自然豊かな地域で暮らしていても、日常にウェルネスを取り入れたい人々にとって、自宅にスパのような空間をつくることはもはや贅沢ではなく「投資」です――不動産価値と自らの健康、その両方への投資なのです。マッケルヴィー氏によると、彼の会社がイギリスで手がけるプライベートサウナの需要は、過去2年間でなんと475%も増加したとのことです。

Kula, Hawaii | Island Sotheby’s International Realty
同社が現在手がけるオーダーメイド案件の舞台は、ノッティング・ヒルの都会的な庭から、スコットランドの人里離れた湖畔まで実に多彩です。この流れはアメリカにも広がっており、北米ではアスリートに長く親しまれてきた心身回復法「コントラストセラピー」(温冷交代浴)のような、自然由来のウェルネス習慣を取り入れる人々が増えています。
「ウェルネス空間はもはや贅沢品や“あればうれしいもの”ではありません。今や“欠かせない要素”とされています」と語るのは、ユナイテッド・キングダム・サザビーズ・インターナショナル・リアルティのエグゼクティブ・パートナー、ベッキー・ファテミ氏。「富裕層市場の最前線では、インハウススパや温冷セラピーゾーン、ヨガスタジオ、さらにはフル装備のジムに至るまで、その需要が大きく伸びています。富裕層の購入者たちは、日々の暮らしのなかで心身の健康を積極的に支えてくれる住まいを求めているのです。」

St. John’s Wood, London | United Kingdom Sotheby’s International Realty
ロンドンの緑豊かなセント・ジョンズ・ウッドには、故エリザベス女王の甥デイヴィッド・リンリーが手掛けたインテリアをもつ、気品あるスタッコ仕上げの邸宅があります。その地下フロア全体が、ウェルビーイングのために設計されているのです。バレエバーを備えた最新鋭のジムに加え、2つの更衣室、スチームルーム、サウナ、プランジプール、さらにはヘアサロンまで完備。館内に配された大理石やオニキス、石灰岩のバスルームが、住まい全体にスパのような雰囲気を漂わせています。
ファテミ氏はそうした設備について次のように言います。「自宅にサンクチュアリ(聖域)をつくる、ということなんです。これらの設備は、いまや私たちの顧客にとって購入や賃貸を決める際の重要な要素になっています。」
一方、米ハワイ州マウイ島のクラにある静かな邸宅は、屋内外をシームレスにつなげることで、この“サンクチュアリ”の発想を実現しています。メインレジデンスにはサウナとスパを備え、屋外にはスイミングプールや独立型のヨガパビリオンが、トロピカルな植栽の中に溶け込むように配置されています。敷地は5エーカーに及び、マウイ島アップカントリーと太平洋を見渡す眺望を誇り、禅の精神を感じさせる美しく手入れされた庭園が、瞑想と急用のための空間を演出しています。

Lake Tahoe, California | Sierra Sotheby’s International Realty
一方、米カリフォルニア州のタホ湖では雄大な山岳風景を活かした木造の邸宅が広がっています。6ベッドルームを備えたこの現代的な住まいからは、ほぼすべての部屋から湖と山々を望むことができ、集いのために設計された広々としたデッキや、湖畔に佇むアウトドアスパが魅力です。さらに、専用のブイや共有桟橋へのアクセスも備え、ボート遊びや水泳、あるいは絶景に浸るひとときを楽しめます。
凍った湖畔や南国の丘陵地、あるいは邸宅の地下フロア全体に設けられた空間に至るまで──こうした専用のウェルネスエリアは、「自宅で豊かに生きること」の意味を更新し続けています。止まることを知らない世界において、私たちの健康に投資し、そのための専用スペースを自宅に作ることは、究極の贅沢といえるのかもしれません。
魅せるプールの贅沢──斬新なデザインで邸宅に特別な存在感をご覧ください
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Kuusamo, Finland | Snellman Sotheby’s International Realty
現代のラグジュアリーライフにおいて「ウェルネスの追求」は欠かせない要素となっています。昨今注目される邸宅には、自宅でウェルネスを実現するための機能が数多く取り入れられています。プライベートサウナやプランジプール、専用のヨガスタジオやプライベートサロンまで、そのかたちは多様です。
特にサウナは、世界的に劇的なブームを迎えています。大西洋の両岸でコミュニティサウナが次々と誕生しているほか、個人邸宅向けのオーダーも急増しています。ラグジュアリーホテルのスパで体験する「特別な贅沢」だったサウナは、今や自宅で日常的に取り入れられるようになってきました。「北欧では生活に欠かせない日常習慣として受け入れられてきたサウナ体験が最近では個人宅でも積極的に取り入れられるようになっています」と、ラグジュアリーサウナブランド Out of the Valleyの創設者ルパート・マッケルヴィー氏は語ります。

Kuusamo, Finland | Snellman Sotheby’s International Realty
フィンランド文化においてサウナは欠かせない存在であり、国連教育科学文化機関(UNESCO)の「無形文化遺産」にも登録されています。フィンランド北部のルカトゥントゥリにある印象的なモダン邸宅には、2つのサウナが備わっています。ひとつは円形のスパスタイルで、テラコッタタイルのプールや暖炉付きのリラクゼーションエリアに隣接。もうひとつは屋外にあり、床から天井までの大きな窓から広がる絶景を楽しめる伝統的な薪焚きサウナで、まさに本場の北欧体験を堪能できます。雪をかぶった松林を背景に、テラスには薪焚きのホットタブも備えられています。
自然とのつながりはウェルネス効果を一層高めると、マッケルヴィー氏は語ります。彼は「屋外で自然に浸りながら体験できることこそ、ウェルネス機能を最も豊かにしてくれる」と考えており、多くのデザイナー同様、自然素材を用い、大きな窓を取り入れて周囲の景観を招き入れ「室内と屋外の境界を曖昧にする」設計を実践しているといいます。
都会に住んでいても、自然豊かな地域で暮らしていても、日常にウェルネスを取り入れたい人々にとって、自宅にスパのような空間をつくることはもはや贅沢ではなく「投資」です――不動産価値と自らの健康、その両方への投資なのです。マッケルヴィー氏によると、彼の会社がイギリスで手がけるプライベートサウナの需要は、過去2年間でなんと475%も増加したとのことです。

Kula, Hawaii | Island Sotheby’s International Realty
同社が現在手がけるオーダーメイド案件の舞台は、ノッティング・ヒルの都会的な庭から、スコットランドの人里離れた湖畔まで実に多彩です。この流れはアメリカにも広がっており、北米ではアスリートに長く親しまれてきた心身回復法「コントラストセラピー」(温冷交代浴)のような、自然由来のウェルネス習慣を取り入れる人々が増えています。
「ウェルネス空間はもはや贅沢品や“あればうれしいもの”ではありません。今や“欠かせない要素”とされています」と語るのは、ユナイテッド・キングダム・サザビーズ・インターナショナル・リアルティのエグゼクティブ・パートナー、ベッキー・ファテミ氏。「富裕層市場の最前線では、インハウススパや温冷セラピーゾーン、ヨガスタジオ、さらにはフル装備のジムに至るまで、その需要が大きく伸びています。富裕層の購入者たちは、日々の暮らしのなかで心身の健康を積極的に支えてくれる住まいを求めているのです。」

St. John’s Wood, London | United Kingdom Sotheby’s International Realty
ロンドンの緑豊かなセント・ジョンズ・ウッドには、故エリザベス女王の甥デイヴィッド・リンリーが手掛けたインテリアをもつ、気品あるスタッコ仕上げの邸宅があります。その地下フロア全体が、ウェルビーイングのために設計されているのです。バレエバーを備えた最新鋭のジムに加え、2つの更衣室、スチームルーム、サウナ、プランジプール、さらにはヘアサロンまで完備。館内に配された大理石やオニキス、石灰岩のバスルームが、住まい全体にスパのような雰囲気を漂わせています。
ファテミ氏はそうした設備について次のように言います。「自宅にサンクチュアリ(聖域)をつくる、ということなんです。これらの設備は、いまや私たちの顧客にとって購入や賃貸を決める際の重要な要素になっています。」
一方、米ハワイ州マウイ島のクラにある静かな邸宅は、屋内外をシームレスにつなげることで、この“サンクチュアリ”の発想を実現しています。メインレジデンスにはサウナとスパを備え、屋外にはスイミングプールや独立型のヨガパビリオンが、トロピカルな植栽の中に溶け込むように配置されています。敷地は5エーカーに及び、マウイ島アップカントリーと太平洋を見渡す眺望を誇り、禅の精神を感じさせる美しく手入れされた庭園が、瞑想と急用のための空間を演出しています。

Lake Tahoe, California | Sierra Sotheby’s International Realty
一方、米カリフォルニア州のタホ湖では雄大な山岳風景を活かした木造の邸宅が広がっています。6ベッドルームを備えたこの現代的な住まいからは、ほぼすべての部屋から湖と山々を望むことができ、集いのために設計された広々としたデッキや、湖畔に佇むアウトドアスパが魅力です。さらに、専用のブイや共有桟橋へのアクセスも備え、ボート遊びや水泳、あるいは絶景に浸るひとときを楽しめます。
凍った湖畔や南国の丘陵地、あるいは邸宅の地下フロア全体に設けられた空間に至るまで──こうした専用のウェルネスエリアは、「自宅で豊かに生きること」の意味を更新し続けています。止まることを知らない世界において、私たちの健康に投資し、そのための専用スペースを自宅に作ることは、究極の贅沢といえるのかもしれません。
魅せるプールの贅沢──斬新なデザインで邸宅に特別な存在感をご覧ください
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